
九谷焼は手描きの上絵、江戸硝子は手作業の吹き硝子と、共に職人の熟練した手仕事から作られる工芸品です。九谷焼で絵付された陶磁器製の台の文様は約50種類。この台に、5種類の模様を持つグラスが組み合わされます。グラスの形も冷酒用からロックグラスまで様々です。季節や用途に合わせて楽しみたい逸品です。
九谷祥花がお届けする中村陶志人氏は、愛らしい「福良雀(ふくらすずめ)」で人気の高い作家です。自由に飛ぶ野鳥を活き活きと描写する画力は、小鳥の鼓動やぬくもりまで磁器肌に映しとります。伝統の技術を使いながら自由な風を感じさせる作風は、「伝統と創造の融合」という九谷焼の豊かな可能性を築く第一人者の作品をお楽しみください。